強迫神経症は、自分の強迫観念や強迫行為に止めようと思っても止められないために苦しむ不安障害の1つです。
ここでは強迫神経症の症状や特徴などを紹介します。
強迫神経症は不安から気になって手が付かなくなる「強迫観念」で、日常生活に支障をきたす状態を言います。
例えば、何度も手を洗い続けたり、鍵の確認を何度も繰り返すといった強迫行為などがあります。
不安を強く抱いてしまう強迫観念と
その強迫による行為(強迫行為)の両方を持つ人が、約7割を超えます。
また、約3分の2の患者さんが25歳以前に発症し、
強迫神経症によってうつ病、摂食障害などの合併症を引き起こすことも多いようです。
強迫神経症は、性格がまじめで几帳面、そして細かいことを気にするといった性格の人に多い傾向があります。
男性の場合は学業不振、進学、過労などの不安などが主な発症の原因となり、
女性の場合は恋愛関係、結婚、妊娠、出産などが発症の原因となりやすいと言われています。
強迫神経症のメンタルヘルス対策には、薬物療法と精神療法があります。
強迫神経症の約3分の1がうつ病を伴うため、薬物療法では抗うつ薬や抗精神薬などが使用されます。
精神療法では、主に行動療法が有効で、なかでも暴露療法が有効です。
治療はやや時間がかかり、強迫神経症の症状が強い場合は、入院が必要なこともあります。