うつ病は、メンタルヘルスに気をつけないと、発症する可能性の高い身近な心の病気です。
約15%の人が人生に一度はかかると言われているうつ病と、躁うつ病という心の病気をここで紹介します。
うつ病の特徴は憂鬱な気分になって、物事に対する興味や喜びを感じるときにも気持ちが喪失しているのが特徴です。
そのため、無気力、思考力低下、注意力低下、食欲減退などの様々な症状がみられ、
睡眠に影響があらわれることもあります。
うつ病になっても、治療を受けない場合は半年以上続きますので、長引かせないように治療することが大切です。
治療には抗うつ薬による薬物療法が主体で、精神療法、そして休養などを取り入れながら治療します。
精神療法には認知療法、行動療法、対人関係療法などの治療法を使って治療します。
躁うつ病は双極性障害とも呼ばれて、躁の状態とうつの状態が交互にみられる病気です。
うつ病と躁うつ病は同じように聞こえても異なる心の病気です。
躁うつ病には気分が高揚しすぎた躁の状態が見られるのが特徴的です。
躁うつ病にはT型とU型があります。
T型は躁と鬱がはっきりしているタイプで、U型は鬱ははっきりしてますが躁は軽いタイプです。
原因はストレスも大きな要因ですが、遺伝や生物学的要因も関わっているといわれています。
躁うつ病の症状は躁の状態と鬱の状態が交互に現れます。
躁の状態では、陽気になって、活動的、おしゃべりになります。
誇大妄想や攻撃的になることが多く、注意力は散漫になりますが、食欲や性欲が高まります。
一方うつの状態では、憂鬱な気分になって
普段は喜びや興味を感じるものにも気持ちが湧かなくなります。
集中力や思考力が低下して、食欲減退や焦燥感などもみられます。
躁うつ病のメンタルヘルス対策は主に薬物療法です。
薬物療法では気分安定剤で気分の波が大きくなりすぎないように抑えます。
状況によっては抗うつ薬なども使われます。
躁うつ病のメンタルヘルスケアは長期間にわたるので、周囲や家族の人も躁うつ病について理解しておくことが大切です。