解離性障害は意識が解離することによる精神障害で、
その種類には解離性健忘、解離性遁走、解離性同一性障害、離人症性障害などがあります。
これらの解離性障害についての特徴をそれぞれ紹介します。
解離性健忘とは何か強いストレスや心の傷を負ったときに、記憶を失う状態をいいます。
これは強いストレスや心の傷に対する防衛として起こるもので、特に若い女性に起こりやすいといわれています。
そして、解離性健忘には局限性健忘、全般性健忘、選択的健忘の主に3種類があり、それぞれ以下の様な特徴があります。
1.局限性健忘
数時間〜数日という一定期間で記憶を失う症状
2.全般性健忘
今までの過去の記憶を全て失ってしまう症状
3.選択的健忘
思い出したくない記憶だけを失ってしまう症状
解離性遁走とは何か強いストレスや心の傷を負ったときに、
突然自分の家や職場から突然逃げだす状態のことで、
気分障害や人格障害を持っている人が起こりやすいといわれています。
解離性遁走の症状で記憶を一定期間失ってしまったり、全ての記憶を失うこともあります。
当の本人は記憶を失っていることに気づいていないため、他の人から見た場合は普通にみえます。
解離性同一性障害とは多重人格障害とも呼ばれ、
本人の人格と別の人格が立ち代りあらわれて、その人の行動をコントロールします。
解離性同一性障害は女性に多く、発症時期は青年期後期から成人早期にかけて起こりやすいといわれています。
この症状は突然現れることもあり、
他の人格が現れれているときはそのときの重要な記憶が抜け落ちてしまいます。
ただ、本人は他の人格について気が付いており、他人格の性格や行動に対して覚えていることもあります。
離人症性障害とは何か強いストレスや心の傷を負ったときに、
自分の心や体から離れて他人の目で傍観している感じや、夢の中にいるような現実感のない感じ、
自分でない感じが現れる状態です。
思春期から青年期に生じやすく、現実感がない感覚のほかにも、
手足が大きく感じられたり、ものの見え方がおかしくなったりする身体的感覚の変化も起こることもあります。
さらに時間感覚の異常、空間感覚の異常を起こすこともあります。