EAPによるメンタルヘルス対策

EAPとはアメリカで誕生した「心の健康の回復を促すプログラム」のことで、
最近注目されつつあるメンタルヘルス対策です。
ここではEAPの内容について分かりやすく解説します。

EAPが作られた目的

EAP(Employee Assistance Program)は従業員援助プログラムとも呼ばれ、
アメリカで職場のメンタルヘルス対策として行なわれています。
EAPは自社内部で設置する場合と、外部のEAP会社から外注する2通りがあります。
EAPのメンタルヘルスケアは社員のパフォーマンスの低下を防ぎ、生産性を向上させることを目的です。
また、労災認定基準が緩和されて労災訴訟が相次いでいる現在に、
労災を回避するための危機管理にもEAPが注目されています。

EAPの特徴

EAPの特徴は治療的側面ではなく、仕事の生産性の向上にあります。
そのため精神疾患の疑いがある人ではなく、ストレスを感じている人が対象ですので、
職場のほぼ全員が対象になります。
メンタルヘルスだけではなくキャリアやプライベートにも利用することができるため、
積極的に利用でき、心の病気の予防的な役割を果たしています。

職場のメンタルヘルス対策とEAPの立場

職場のメンタルヘルス対策として、
2000年8月に「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」が厚生労働省から発表されました。
その対策内容としては、
@個人
A管理監督者
B人事・労働・産業医
C外部機関
の4者が連携して組織的に取り組む重要性を提案しています。
この中でEAPはC外部機関としての重要な役割を担っています。